民主政権が維持されればされるほど、日本経済は破綻に近付く。
最後の日を向かえる速度は日毎に増し、臨界点を超えた時点で実質的に崩壊する。
泥鰌に統率力がないことは露呈した。
何もせず、何も出来ず、国民に負担ばかりを強いる政府は用済みだ。
今の一日は、未来の数年に値する。
現在何の策も無く、貿易赤字がこれ以上続くようでは、滅びの足音は高鳴るばかりだ。
小松左京が「日本沈没」を書いてから、三十九年が経つ。
日本全土が、海抜以下に沈降するという、SF映画だった。
日本人が故郷を失ない、多くが亡くなり、また多くが流浪の民となる様が描かれていた。
四十年前の映画が、時を隔てた今、現実となりつつある。
列島が沈没することはなくとも、経済は確実に下降している。
かつては貿易大国と呼ばれたこの日本が、もはや見る影もなく衰退し始めている。
これは国民に責任があるのか?
勿論、民衆失くして経済は成り立たない。
俄か成金が土地を転がし、実体経済の無いところで大金が浪費された。
金は有限であり、使えばなくなる。
そんな簡単なことすら理解できずに、未だに阿呆は金を垂れ流す。
土地などという、元々何の価値も無い物に価値を持たせた。
そんな田舎者の論理が日本中を席巻し、経済は混乱し、本来持つべき形の価値観を狂わせた。
だが、ここまで落ち込んだ原因の第一は、他ならぬ政治家による。
政治の「せ」の字も知らぬ芸能人やアスリート、システムの間隙を突いて当選してしまったただのバカ、乳母日傘で育った無知な二世議員達の、国の行く末も考えないような治世の結果だといえよう。
改革には痛みが伴う。
皆が皆、同じ痛みを分かち合うことはなく、人によっては倍、三倍の苦しみを被ることとなる。
だが、それを乗り越えなくては次はない。
現在の日本はといえば、用意がないので、第一波ですら食い止められずにいる。
第二波が、更に大きなうねりが、手ぐすねを引いて待っている。
白く泡立つ波頭の崩れる様子が、遠目にも見て取れる。
巨大な波が、日本列島を今にも飲み込もうと待ち構えているのだ。
船を出すか、堤防を造るか、何らかの策を講じなければ、先の東北地震以上の被害を被るのは明白だ。
であるにも拘らず、波の進行が遅いからと、平地に寝そべり酒盛りをしている。
民衆を扇動するはずの政治家が、何れは役に立たなくなるような金を抱きかかえて、波が引くのを待っている。
もし、津波の規模が事前に分かり、もっと危機感知に機敏であれば、二万人の死者は出なかったであろう。
亡くなった方には申し訳ないが、東北での津波被害が、今の日本を克明に描写している。
中嶋みゆきではないが、その舟を漕いで行け!
そして、そのオールは、お前を貶めようとする誰にも渡してはならないのだ。
政治家の漕ぐ舟などは今すぐ降りて、自分の船で、自分のオールを持つときだ。

